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犬猫の殺処分6分の1に 岡山県動物愛護センター、引き取りも減少

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犬猫の殺処分6分の1に 岡山県動物愛護センター、引き取りも減少

 県は23日、平成25年9月の動物愛護管理法改正後、県動物愛護センター(岡山市北区)での犬猫の引き取り頭数と殺処分頭数が大幅に減少したことを明らかにした。1年間で引き取り頭数は約8分の1、殺処分は約6分の1に減少し、新たな飼い主への譲渡が増加しているという。

 県議会の一般質問に答えた。県動物愛護センターは平成17年から運用を開始。飼い主の依頼があれば、犬や猫を引き取らなければならなかった。

 しかし、25年9月に改正された動物愛護管理法では「犬や猫の老齢や疾病」、「譲渡先を見つけるための取り組みをしていない」など正当な理由がない場合、引き取りを拒否できるようになった。

 この結果、県生活衛生課によると、24年9月~25年8月と25年9月~26年8月の比較で、引き取り頭数は865頭から108頭、殺処分は1397頭から220頭と、いずれも大幅に減少。新しい飼い主への譲渡数は299頭から562頭に増加した。法改正が大きく影響しているという。

 同課は「室内で飼ったり、野犬などが減ったことで、交尾が減ったのも要因のひとつでは」と分析。「安易に飼うのではなく、避妊や去勢をするなど、家族の一員として最後まで責任を持って飼ってほしい」と話している。