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定期預金無断で解約 3000万円詐取容疑でハナ信組元支店長逮捕 神奈川

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定期預金無断で解約 3000万円詐取容疑でハナ信組元支店長逮捕 神奈川

 顧客の定期預金を無断で中途解約し、現金計約3千万円をだまし取ったとして、県警捜査2課などは11日、詐欺の疑いで、ハナ信用組合(東京)の元川崎支店長で朝鮮籍の鄭賢峰容疑者(49)=川崎市多摩区=を逮捕した。

 逮捕容疑は、川崎支店長として勤務していた平成23年7月と25年10月、いずれも同市内に住む70代の顧客女性2人に、「書類の不備があったので印鑑がほしい」などと嘘をつき、承諾を得ずに、定期預金を解約するのに必要な中途解約申込書と払戻書などを勝手に作成。定期預金を解約し、2人の口座から現金計約3千万円をだまし取ったとしている。「間違いない」と容疑を認めている。

 同課によると、鄭容疑者は21年6月~昨年3月まで同支店長として勤務。別支店に支店長として異動した昨年4月、鄭容疑者が川崎支店で別の顧客の定期積立金を着服していたことが発覚し、昨年5月、同組合に懲戒解雇されていた。

 同組合の調べに対し、鄭容疑者は「住宅ローンの返済や、(着服した現金の)補填(ほてん)に充てていた」と話しており、同組合が昨年8月、刑事告訴していた。