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埼玉県こども動物自然公園のコアラ、死因は化膿性肺炎

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埼玉県こども動物自然公園のコアラ、死因は化膿性肺炎

 県こども動物自然公園(東松山市)は5日、5月28日に急死した雌のコアラ「ライチ」と「コウメ」の死因について、「ボルデテラ ブロンキセプティカ」(気管支敗血症菌)による化膿(かのう)性肺炎と発表した。県中央家畜保健衛生所が細菌検査や組織検査を実施し、同敗血症菌を検出した。

 同敗血症菌は犬や猫、ウサギなどで普通にみられる細菌で、風邪などの呼吸器症状を起こす。コウメは7歳10カ月と比較的高齢で、昨年8月に出産したライチも子育て疲れがあり、体力の低下により、抵抗力が落ちていたとみられる。

 同園は「海外でも高齢や若い抵抗力のないコアラが死亡した報告例がある」と説明。施設を消毒、元気な他のコアラ7頭も予防対策をするなどし、通常通り展示している。