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大阪・高槻の「しろあと歴史館」で「梶原台場」の素顔に迫る資料展
幕末の動乱期、高槻につくられた砲台「梶原台場」の素顔に迫る資料展「幕末の梶原台場と長州藩の上洛」が高槻市城内町の市立しろあと歴史館で開かれている。8月2日まで。期間中、同館学芸員の連続講座がある。
台場は、上から見ると星の形をした西洋の築城方式で築かれた砲台のこと。江戸末期に外国船の来航が相次ぎ、海防を目的に幕府の勝海舟の指導などで各藩が築造した。
関西でも大阪湾沿岸の防衛のため、多くの台場があちこちに急造された。
淀川近くでも、高槻市の阪急京都線上牧駅西南側の梶原、上牧、神内にまたがる地区に東西300メートル、南北200メートルほどの「梶原台場」がつくられた。ただ、梶原台場は淀川沿岸からやや離れており、倒幕を狙う長州藩の藩士らの上洛を防ぐのが真の目的だったとみられている。
会場には、地元の寺院や国土地理院に保管されている梶原台場の絵図の写しや文書類を、幕末の国内情勢の説明板を付けて展示。関西の台場の配置、現在の様子なども写真や図で分かりやすく展示している。
問い合わせは、市立しろあと歴史館(電)072・673・3987。
