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人気者コアラ、コウメとライチ死ぬ 埼玉県こども動物自然公園

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人気者コアラ、コウメとライチ死ぬ 埼玉県こども動物自然公園

 県こども動物自然公園(東松山市)は28日、飼育中の雌のコアラ2頭が同日、相次いで死んだと発表した。県中央家畜保健衛生所(さいたま市北区)で解剖し、細菌検査などを行って詳しい死因を調べる。

 同園によると、死んだのはいずれも同園で生まれた7歳10カ月のコウメと、5歳6カ月のライチ。室内展示室で雌のみ6頭で飼育していたが、コウメは25日、少しせきが出て元気がなくなり、ライチも26日に鼻水が出て食欲がなくなった。

 投薬をして様子を見ていたところ、28日午前7時ごろ、出勤してきた飼育員が床で死んでいるライチを発見。コウメも状態が悪化していたため個室に移したが、午前11時ごろ死んだ。

 2頭と同居する他の雌4頭に異常はなく、室内展示室での一般公開は続ける。

 死んだコウメは平成23年7月に雄のコタロウを産むなど2頭を出産。ライチも昨年8月に雌のハニーを産むなど3頭を出産し、今後の繁殖も期待されていた。

 コウメは昨年、老衰で10歳で死んだ雌のメイの最後の子で、やんちゃで有名だった母親の血を継ぎ、他のコアラが就寝中も起きて入園客の注目を集め、木から木に飛び移るなど飼育員をはらはらさせた。ライチも寝相の悪さが逆にかわいいと評判になり、メディアで紹介されることもあった。

 同園は「2頭とも個性的で人気者だった。数日前まではともに元気で通常と変わらず、急にこんなことになり驚いている」と話している。