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戦争にマンガ通じ向き合って 京都国際マンガミュージアムで企画展

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戦争にマンガ通じ向き合って 京都国際マンガミュージアムで企画展

 京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)では、今年が戦後70年に当たることから、戦後に数多く描かれてきた「戦争マンガ」を通じて、戦争体験についてどう向き合ってきたかなどを紹介する企画展「マンガと戦争展 6つの視点と3人の原画から」を6月6日から開催する。

 企画展では、評論家、呉智英氏とマンガ研究者、吉村和真氏が監修した「原爆」「特攻」「満州」「沖縄」「戦中派の声」「マンガの役割」の6つの視点から、太平洋戦争をテーマにしたマンガを取り上げる。小林よしのり氏の「戦争論」や里中満智子氏の「積乱雲」、松本零士氏の「音速雷撃隊」、百田尚樹氏原作の「永遠の0」など24作品を選び、「戦争マンガ」の持つ多様で複雑な展開を解説とともに複製パネルで紹介する。

 また、現代ならではの視点や表現、普遍性を併せ持った新しい「戦争マンガ」を発表しているおざわゆき氏の「凍りの掌」「あとかたの街」▽今日マチ子氏の「cocoon」「いちご戦争」▽こうの史代氏の「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」-といった3人の作家の原画を展示する。

 このほか、同ミュージアムが所蔵する「戦争マンガ」の単行本コレクションを一堂に集め、手にとって読むことができる読書室も用意される。

 企画展は9月6日まで。同ミュージアムの入場料大人800円、中高生300円、小学生100円が必要。