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来年4月1日から「横浜」→「神奈川県」弁護士会 50年の改名議論に決着

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来年4月1日から「横浜」→「神奈川県」弁護士会 50年の改名議論に決着

 横浜弁護士会(竹森裕子会長)は25日、横浜市中区で開いた通常総会で、名称を「神奈川県弁護士会」へ変更する議案を可決した。県全体を示す名称にすべきかどうかをめぐって50年ほど前から改名議論が続き、平成13年以降の通常総会では改名議案が3回提案されたが、いずれも否決されていた。来年4月1日から神奈川県弁護士会へと正式に改名される。

 同会は明治13年に「横浜代言人組合」として創立。県内に事務所を構える弁護士全員(約1490人)が加入しており、「県全体の弁護士会なのに、横浜市のみの会と誤解を招きかねない」と、改名議論が長い間続いていた。

 議案採決前の意見表明では、会員から「特に必要性を感じない」などの反対意見が出る一方で、「住んでいる場所に関わらず、等しく弁護士に助けを求められると感じられるようにするべきだ」といった賛成の声があがった。

 総議決権数894票のうち、賛成は772票、反対は102票と、賛成多数で改名議案が可決された。

 議案を提出した会員のうちの一人は「横浜への一極集中が崩れた証し。ようやく自然な形になった」と、ほっとした表情をみせた。

 竹森会長は「長い伝統がある名で、個人的には寂しい思いもあるが、県民みなさまの弁護士会であることをアピールしていきたい」とコメント。同会は来年の改名に向け、看板やパンフレットの作成などの準備を進めていく。