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鳥取、島根両県が地域限定で通訳案内士養成 増える外国人旅行者対応

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鳥取、島根両県が地域限定で通訳案内士養成 増える外国人旅行者対応

 鳥取、島根両県は今年度から、山陰で活動できる地域限定通訳案内士の養成に乗り出す。大型クルーズ客船の寄港や国際チャーター便の就航が増え、通訳案内士のニーズが高まっている一方で、人材は不足している。法改正により地方自治体が通訳案内士を認定できるようになる見込みであることから、地域の通訳案内士を増やし、増える海外旅行者に対応する考えだ。

 通訳案内士は外国語で旅行案内をする国家資格。合格率2割前後の難関試験にパスしなければならない。鳥取県の登録者は平成23年度で26人だが、県外在住者もいて実働の人は半分以下という。

 そのため、ボランティアガイドらに案内を頼っている実態がある。

 両県は、構造改革特区法の改正に合わせ、地域限定通訳案内士を地方自治体の研修により認定できるよう特区申請する方針。認定の要件は、語学や旅程管理、観光の講義など50時間ほどの研修と口述試験とすることで検討しており、国家資格より負担を減らす。

 単年度に英語、韓国語、中国語で各20人程度の養成を目指す考えで、山陰を訪れる海外旅行客に対する案内充実により、さらに誘客を図る。