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ようこそ6代目、香住高の新実習船「但州丸」入港 11日から操業テスト 兵庫

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ようこそ6代目、香住高の新実習船「但州丸」入港 11日から操業テスト 兵庫

 香美町香住区の県立香住高校(今井好文校長)の新しい実習船「但州丸」(358トン)が29日、香住区の香住東港に入港した。生徒や地元住民ら約100人が出迎え、船出を祝福した。

 6代目となる新但州丸は新潟県の造船所で約13億2千万円をかけて建造。

 5代目の旧但州丸(499トン)は平成7年から約19年間活躍したが、設備の老朽化などで新船にバトンタッチとなった。

 新但州丸は全長44メートル、幅8・7メートル。旧船よりもひと回り小さくなったが、ジャイロコンパス(回転羅針儀)やオートパイロット(自動航行システム)など最新装置を導入し、船舶の性能は格段に向上した。今後、乗員19人と香住高校の実習生ら26人を乗せ、漁業実習などに活用される。

 歓迎式では今井校長が「新但州丸で、兵庫県の水産業を担うスペシャリストを養成します」とあいさつ。生徒会長の3年、松葉雄大君(17)が「新しい但州丸を見てワクワクしています」と歓迎の言葉を述べた。

 岸壁では、生徒が手作りした「ようきなった香住へ ようこそ但州丸 ファイト」と書かれた横断幕、同校のOB会が新但州丸の誕生を祝って寄贈した大漁旗(縦3メートル、横4・5メートル)が披露され、歓迎ムードを盛り上げていた。

 新但州丸は、5月11~13日に但馬沖で操業テスト、22日から水産庁の水産資源調査を実施後、6月中ごろから3年生のトロール実習を行う。