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【浜松市長選】鈴木氏3選 「人口減少社会乗り切る」 静岡

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【浜松市長選】
鈴木氏3選 「人口減少社会乗り切る」 静岡

 現職と新人の一騎打ちとなった浜松市長選は、現職の鈴木氏が大差を付けて新人で県西部地区労連議長の嶋田氏を破り、3選を果たした。投票率は前々回より13・3ポイント低い53・56%。

 午後8時過ぎ、鈴木氏の支援者らが集まった浜松市中区のグランドホテル浜松の会場に「当選確実」の一報が入ると、テレビで開票速報を見守っていた支援者からは大きな拍手が沸き起こった。程なくして会場に姿を見せた鈴木氏は、「浜松の“やらまいか精神”で人口減少社会を乗り切る。行財政改革はあくまで手段であって目的ではない。市民サービスの向上に努めていきたい」と熱弁。3期目の市政運営に向けて、さらなる行財政改革の推進を誓った。

 鈴木氏は平成23年の前回市長選で、全国の政令市で初となる無投票当選を果たした。今回も市議会最大会派の自民党浜松が独自候補擁立を見送り、無投票が観測されていたが、告示直前の3月上旬に嶋田氏が立候補を表明し、一転して8年ぶりの選挙戦となった。

 前回は無投票で選ばれただけに市民の信任を必要としていた鈴木氏は、選挙戦となったことを歓迎。連合静岡など約500団体からの推薦を取り付けたほか、出陣式ではスズキの鈴木修会長兼社長が自らマイクを握って応援に立つなど、地元経済界からの強力なバックアップを受けた。

 市長選では、鈴木氏の推進する行政区再編が最大の争点に。「現行7区を3区に再編すれば、年間10億円以上の経費削減になる」とする鈴木氏に対し、嶋田氏は「周辺区の住民サービスの切り捨てだ」と反論。鈴木氏への対決姿勢を打ち出して批判票の取り込みを図り、推薦を受けた共産党の市議選候補者らと共闘したが、出馬表明が遅れたこともあり浸透しなかった。

                  ◇

 ◇浜松市長選 開票終了

 当  265234 鈴木 康友 無現

     68007 嶋田  博 無新 【共】

 鈴木(すずき) 康友(やすとも) 57 〔3〕

 市長(民主党政調副会長・党県会長・会社役員)慶大