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ペンシルロケット17機展示 発射実験60周年、国分寺で企画展 東京

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ペンシルロケット17機展示 発射実験60周年、国分寺で企画展 東京

 日本の宇宙開発の幕開けとされるペンシルロケットの水平発射実験が60年前に初めて行われた国分寺市で11日、記念企画展が始まった。会場の本多公民館(同市本多)にはペンシルロケットの実機17機を展示。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力を得て、小惑星イトカワの微粒子、これを持ち帰った探査機はやぶさの帰還カプセルのいずれも実物が展示されている。19日まで。入場無料。

 ペンシルロケットは鉛筆を思わせる全長23センチの超小型ロケットで、「日本の宇宙開発の父」と呼ばれる糸川英夫博士が昭和30(1955)年4月12日、現在の早稲田実業学校(同市本町)敷地内で初の公開発射実験を行った。

 17機の中には、同市で実射されたものや2段式ペンシル、3本を一つに束ねたクラスター式ペンシルなど珍しいものもあり、来場者が食い入るように見つめていた。

 イトカワの微粒子は大きさがわずか0・0055ミリで顕微鏡で観察する。宇宙飛行士になるのが夢という原和輝君(6)は観察を終えると、「キラキラしてきれいだった」と満足そうに話していた。