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共通ポイントカードで地域活性化 相模大野の商店街と伊勢丹タッグ

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共通ポイントカードで地域活性化 相模大野の商店街と伊勢丹タッグ

 小田急相模大野駅周辺の4つの商店街が加盟する「相模大野駅前商店会連合会」は26日、百貨店「伊勢丹相模原店」(相模原市南区)と共同で地域一体型ポイントカード「Sagami-Ono Card(SOC)」を発行する。伊勢丹はポイントを付与するものの、使えるのは連合会のSOCシステム参加店舗のみ。大規模小売店が地元商店街をアシストする仕組みとなっており、全国初の試みという。

 全国各地でポイントカードを使った地域おこしをしてきたポイントシステム運営会社「サイモンズ」(東京都中央区)が開発し、伊勢丹相模原店がカード発行経費を負担する。

 SOCは、連合会のシステム参加店や伊勢丹相模原店で現金で買い物をすると、100円につき1ポイントが付与される。たまったポイントは伊勢丹では利用できないが、参加店で1ポイント(=1円)から利用できる。サイモンズが運営するインターネットショッピングの店舗での購入でもポイントが加算される。

 通常、使われずに有効期限が過ぎたポイントは失効し、カード運営会社に戻されるが、SOCでは2年の有効期限経過後は、失効ポイント相当の現金がサイモンズからカード運営事務局に寄付され、相模大野地区の地域活性化資金として子育て支援団体などに補助していく。

 伊勢丹は発行ポイント分も負担することになるが、「単独で販売促進をするよりも地域を活性化した方が来店客増につながり、売り上げ増が見込める」と判断した。

 当初は10店でスタートし、今後1年間で参加店舗を100店に増やす。今年中に1万人のカード会員を獲得したいとしている。

 連合会シティーセールスチームの渋谷直樹リーダー(45)は「地域全体の魅力を打ち出していくことが売り上げ増、顧客増につながると考えた」と話している。問い合わせは運営事務局(電)042・747・3111。(柏崎幸三)