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元陸上日本代表・佐伯さんが聖徳大入学「臨床心理士目指す」 千葉

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元陸上日本代表・佐伯さんが聖徳大入学「臨床心理士目指す」 千葉

 世界陸上日本代表など、女子陸上長距離ランナーとして活躍した香取市出身の佐伯(さはく)由香里さん(26)が、現役引退スポーツ選手の再入学制度を利用して、松戸市の聖徳大学心理福祉学部心理学科に入学した。「選手経験を生かし、人の役に立つ人材になる」のが夢という。

 佐伯さんは県立佐原高校在学中に全国高校総体や世界クロスカントリーに出場。卒業後は、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんを育てた小出義雄さんが指導する実業団チームに所属した。

 日本代表として出場した2009年世界陸上ベルリン大会女子1万メートルで20位になるなど数多くの記録も残したが、けがで走れない時期もあった。苦しんだときの周囲の励ましから心の大切さに気づき、心理学を学ぶ決意を固めて、日本オリンピック委員会(JOC)が進める選手の再出発支援事業に基づく同大学の「アスリート・セカンドキャリア支援特別奨学推薦入試制度」に応募した。制度は同大学・短大で平成21年に始まり、佐伯さんは4人目の入学生。

 佐伯さんは「大学院まで進学して、臨床心理士になりたい。8歳離れた同級生とも積極的に交流しながら大学生活を楽しみたい」と笑顔を輝かせた。