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本多機工、新型産業用ポンプ開発 メンテ容易、泥に対応 来年9月発売 福岡

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本多機工、新型産業用ポンプ開発 メンテ容易、泥に対応 来年9月発売 福岡

 本多機工が、海水など不純物を大量に含んだり、泥状になった液体に対応し、メンテナンスも容易な産業用ポンプを開発したことが3日、分かった。発電所の冷却水用など国内外の市場を狙い、来年9月にも発売する。

 開発したポンプは、液体を汲み上げる羽根車(インペラ)の一部が露出した「セミオープンインペラ」方式と、ポンプを配管につないだまま、インペラなどの主要部品を取り外してメンテができる「バックプルアウト方式」を組み合わせた。

 セミオープンインペラを使ったポンプは、流体力学の関係で、泥状の液体のほか、繊維物や金属粉など異物を含む液体も、詰まることなく移送できる。

 高性能のセミオープンインペラと、バックプルアウト方式を組み合わせたポンプは珍しいといい、本多機工では、工場排水や、発電プラントの冷却用海水などの移送需要を見込む。

 昨年9月に設置した「開発室」が取り組み、製品化にめどを立てた。龍造寺健介社長は「今後の当社のあらゆるポンプの基本形を示す製品になるだろう。新型ポンプで海外市場の開拓を加速させたい」と語った。