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京都縦貫自動車道全線貫通 瑞穂トンネルで祝賀式、京都知事ら出席

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京都縦貫自動車道全線貫通 瑞穂トンネルで祝賀式、京都知事ら出席

 7月に全線開通が決まった京都縦貫自動車道の全線貫通祝賀式が29日、京丹波町の瑞穂トンネルで行われ、山田啓二知事や沿線自治体の首長、地元住民ら約200人が出席した。府を南北に貫く交通路が約35年の歳月を経て整備され、関係者らは今後の交流促進による観光、産業の活性化に期待を寄せた。

 宮津市と久御山町を結ぶ縦貫道(全長約100キロ)は、昭和56年に亀岡市内で着工され、綾部宮津道路や京都丹波道路などが順次整備。平成25年4月には、京都第二外環状道路(にそと)も開通した。

 国交省近畿地方整備局は当初、全線開通を26年度内に見込んでいたが、丹波インターチェンジ(IC)-京丹波わちIC間にある丹波綾部道路の瑞穂トンネル(約2・9キロ)工事が、上部の崩落や湧き水の処理などで難航。このトンネルが貫通し7月の全面開通の見通しとなり、記念の祝賀式がトンネル坑内で開かれた。

 府は7月から府北部で「海の京都博(仮)」を開催するため、縦貫道の全線開通により府南部からの観光客の増加も見込まれる。

 祝賀式で山田知事は「観光や産業の大きな動脈として、この道路が果たさなければならない役割は大きい。この後は、全線開通に向けて最後の仕上げをしたい」とあいさつした。

 この日の祝賀式ではトンネル貫通を祝うくす玉が割られ、山田知事らが貫通発破の点火スイッチを押した後、出席者による万歳三唱も行われた。