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神戸ポートターミナル、国内最大級の搭乗橋を整備

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神戸ポートターミナル、国内最大級の搭乗橋を整備

リニューアルオープンした神戸ポートターミナルのエントランス付近=神戸市中央区

 施設の老朽化に伴い神戸市が改修工事を行っていた新港第四突堤の神戸ポートターミナル(同市中央区)が26日、リニューアルオープンし、完成披露式典が開かれた。船の大型化などに合わせ、国内最大級となる搭乗橋を整備し、エントランスなどをモノトーンの上品な色調に一新した。

 ポートターミナルは、鉄骨鉄筋コンクリート造3階建てで、昭和45年に竣工。すでに完成から40年以上が経過し、壁や天井の剥離や漏水など施設の老朽化が進んでいた。このため、市は昨年1月から建物の耐震補強とエントランスやロビーがあり利用率の高い3階を中心とした大規模なリニューアル工事をしていた。

 搭乗橋は、増加する大型客船の入港に対応できるよう改修。海面からの船乗降口の高さが従来に比べ4・5メートル高い16・7メートルまで対応できるようになり、階段式からスロープ式に変え、バリアフリー化した。

 また、エントランス付近は、天井や壁、床などを旧居留地をイメージしたモノトーンの色調に統一。屋上の「ポートターミナル」のサインを英語表記に変更したほか、シンボルタワーのライトアップも色を変更できるようにした。総工費は約20億円。

 この日、神戸港に寄港する客船で過去最大となる「マリナー・オブ・ザ・シーズ」の初寄港に合わせてリニューアルオープン。完成披露式典では久元喜造市長が「生まれ変わったターミナルに、たくさんの客船をお迎えしたい」とあいさつした。関係者らによるテープカットが行われ、「神戸の玄関口」の新たな船出を祝った。