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レトロな「思い出写真館」 芦屋市がHPで公開

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レトロな「思い出写真館」 芦屋市がHPで公開

第2阪神国道(国道43号)開通時のパレード=昭和38年(芦屋市提供)

 芦屋市は、所蔵する明治以降の市内の風景や生活などを記録した写真をデータ化し、「芦屋 思い出写真館」と題してホームページ(HP)で公開を始めた。現在、12枚をアップしている。市広報国際交流課は「写真を通して昔の芦屋に思いをはせるとともに、表情を変えてきた市の歴史を楽しんでほしい」としている。

 市は、昭和24年から発行している広報紙用に職員が撮影したり、市民から提供を受けるなどした10万点以上の写真を、ネガフィルムなどで書庫に保管している。

 大正時代では、大正10年に建てられ、昭和25年に焼失した赤レンガ造りの「寿劇場」や、芦屋川沿いを走る人力車などを収めた写真がある。

 昭和では、27年に県立芦屋高校が甲子園で優勝した際の優勝旗を持った記念写真や、35年ごろに海水浴客でにぎわう芦屋浜の海水浴場の写真などが残る。

 また、高級住宅街で知られる同市六麓荘町の開発風景や、昭和初期には珍しい、市内の実業家が所有していた高級外車など、“芦屋らしさ”を感じさせる写真も多くある。

 市は平成23年、フィルムのままでは劣化することを懸念し、データ化して保存することを企画。これまで約8万点のデータ化が完了した。今年2月の市のHPのリニューアルに合わせて、公開を始めた。現在、「1960年代の芦屋」をテーマに、昭和38年に第2阪神国道(国道43号)が開通したときのパレードの写真などをアップしている。

 今後、「交通」や「産業」などテーマに応じて順次アップするという。