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狭山市長、引退表明 埼玉
7月に任期満了を迎える狭山市の仲川幸成市長(73)は3月議会最終日の13日、閉会あいさつで中国の詩人、白楽天が「年を取れば引退すべきだし、名誉を得たら当然、勇退すべきなのだ」と詠んだ詩「不致仕」を引用し、3期12年での引退を表明した。
議会終了後の会見で、仲川市長は「70歳を一つの数字と考えていた」と年齢を考慮したことを明らかにし、狭山市駅西口再開発事業や行財政改革、人材育成など就任後の実績を挙げ、「やるべきことはやった。後は次の人に期待したい」と語った。