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利根川メガソーラーに“待った” 自民、埼玉県予算案を修正

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利根川メガソーラーに“待った” 自民、埼玉県予算案を修正

 県議会予算特別委員会は11日、県が平成27年度当初予算案に計上した利根川堤防メガソーラー計画の調査費2100万円について、最大会派の自民が「(河川を管理する)国土交通省との調整が図られておらず、予算化は時期尚早」として提出した同額を減額する修正案を、賛成多数で可決した。修正案は本会議最終日の13日に可決される見通し。

 県は利根川堤防の外側斜面に2メガワット級太陽光パネルの設置を計画。総額13億円の事業となる見込みで、堤防の安全性を検証するため予算案にコンサルティング業者への調査委託費用を計上していた。

 自民は10日の同委員会で計画への反対を表明。諸井真英氏が「調査費を使っても、安全性を確保できなければ事業化できない。堤防機能を低下させないためには強固な土台が必要で、コスト増を招く恐れがある」などと指摘した。

 一方、上田清司知事は「国交省利根川上流河川事務所から『課題はあるが不可能ではない』と聞き、調査すべきだと判断した。構造上の問題を解決できるまで予算執行を止め、国交省と丁寧にすり合わせをしたい」と答弁していた。