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東日本大震災忘れない、兵庫・淡路で「希望の凧あげ」

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東日本大震災忘れない、兵庫・淡路で「希望の凧あげ」

 11日で発生から丸4年を迎える東日本大震災の被災地にエールを送るイベント「揚がれ!希望の凧(たこ)2015in淡路」が8日、淡路市楠本の県立淡路島公園で開かれ、大勢の親子連れがたこ揚げを楽しんだ。

 大学非常勤講師の奈良昭彦さん(70)=淡路市=や有志らが、震災を忘れず、復興を願う気持ちを表そうと企画し、4回目。中東・パレスチナ自治区ガザ地区の子供たちが2011年夏、約1万3千枚のたこを一斉に揚げ、ギネス世界記録に認定されたニュースにヒントを得たという。

 この日、参加者は受け付けで500円を支払い、たこを購入。アニメのキャラクターや「あきらめないで 必ず」といったメッセージを記すなど思い思いの姿に仕上げ、空に揚げていった。売り上げの半分が、復興への募金に充てられる。

 家族で参加した徳島県板野町の会社員、加集伊織さん(36)は「被災地のため、できることをやっていかなければ」と語った。被災地の支援を続ける奈良さんは「いまだに多くの人が仮設住宅で暮らしており、被災者の方々も『忘れられるのが一番悲しい』と話している。私たちも、たこ揚げを通じて支援を続けたい」と話した。