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サイクリング浸透へ福山のNPO法人、ヴィクトワール広島と契約

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サイクリング浸透へ福山のNPO法人、ヴィクトワール広島と契約

 県東部の自転車普及活動に努めようと、NPO法人「ツネイシ・スポーツアクト」(福山市沼隈町)は、昨年12月に発足したロードレースチーム「ヴィクトワール広島」とスポンサード契約を結んだ。今後、連携を強化して福山市や尾道市といった備後地域を中心に子供たちを対象とした自転車企画を実施するなど、競技人口の拡大を図る。

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 ヴィクトワール広島は、自転車競技の活性化を目的に昨年12月に発足。中国地方を中心に活動する地域密着型のロードレースチーム。自転車による地域活性化の貢献活動のほか、県内で初めて国内最高峰の自転車レース「J PROTOUR」の参戦を決めるなど、今後の活躍が期待されている。

 スポーツを通じ、子供たちの健全育成活動を行っているツネイシ・スポーツアクトの方向性に共感したヴィクトワール広島側が契約を打診。ツネイシ側も「備後地域のロードレースの普及につながれば」と快諾し、2月中旬に契約を結んだ。期間は1年で、契約金は非公開。

 今後は、ツネイシグループの宿泊施設「ツネイシしまなみビレッジ」(福山市沼隈町)をヴィクトワール広島の合宿場として提供するほか、テーマパーク「みろくの里」(同市藤江町)内を使った子供向けのサイクリング大会などの催し、同グループが運営するサイクリスト向け複合施設「ONOMICHI U2」(尾道市西御所町)での自転車安全講習会といった企画の共同開催などを検討していく。

 県東部では“サイクリストの聖地”として知られる「しまなみ海道」が注目され、尾道市では自転車の普及活動が広がっており、ツネイシ・スポーツアクトの田頭力也理事は「県東部全域にサイクリングを浸透させ、さらに各市町で道路整備などが進むきっかけになれば」と期待を込めた。