産経ニュース

【映画と生きる】企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督

地方 地方

記事詳細

更新

【映画と生きる】
企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督

映画「正しく生きる」の1場面 (c) 2015北白川派

 最近は映画作りを学ぶ大学や専門学校が各地でどんどん増えているが、京都市左京区の京都造形芸術大学はユニークさで群を抜いているのではないか。プロの監督のもと、長編映画製作に参加する授業があり、しかも企画から撮影、編集、劇場公開まで3年がかりで行う一大プロジェクトになっているのだ。

 その第5弾に当たる「正しく生きる」が、3月7日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。指揮を執ったのは同大学の教授でもある福岡芳穂監督(59)で、映画学科の学生が企画の段階から参加しているだけでなく、出演者にも岸部一徳や柄本明といった一流の役者に混じって俳優コースの学生が加わっている。

 大学の所在地からプロジェクトは「北白川派」と呼ばれるが、福岡監督によると、今回の第5弾がスタートしたのは平成24年度で、当初の履修学生は20~30人だった。「まず1年間で企画から脚本作り、撮影をやって、次の年度に編集と音の仕上げをする。と同時に配給宣伝の準備に取りかかる。そして最後の年に配給宣伝の授業になります」と説明する。

 ☆ ☆ ☆

 北白川派の映画は20年公開の木村威夫監督作品「黄金花 秘すれば花、死すれば蝶」が1本目に当たる。このときは大学のカリキュラムとして作ったわけではなかったが、学生がスタッフやキャストとして現場を経験したことで、教育として有効なのではないかとなり、現在の映画学科長である高橋伴明監督が手がけた「MADE IN JAPAN こらッ!」(23年公開)からは最初から授業の一環として製作。第3弾の山本起也監督作品「カミハテ商店」(24年公開)はカザフスタンのアルマトイ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞するなど、海外でも高い評価を獲得している。

このニュースの写真

  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督
  • 企画、撮影、編集、配給宣伝…学生たちに立体的な映画作りを 「北白川派」を指導する福岡芳穂監督