産経ニュース

鹿児島銀、肥後銀の統合新会社名「九州フィナンシャルグループ」

地方 地方

記事詳細

更新


鹿児島銀、肥後銀の統合新会社名「九州フィナンシャルグループ」

記者会見で経営統合後の戦略について語る鹿児島銀行の上村基宏頭取

 鹿児島銀行の上村基宏頭取は26日、鹿児島市の本店で記者会見し、肥後銀行(甲斐隆博頭取)との経営統合で設立する持ち株会社の名称を「九州フィナンシャルグループ」に内定したと発表した。3月末に正式発表する。

                  ◇

 上村氏は名称について「シンプルな方が顧客に覚えてもらいやすいし、なじみやすい。将来的に、他銀行が加わってくることも想定し、広く構えておいた方がよいと考えた」と理由を説明した。

 持ち株会社は、本社機能を熊本市に、登記上の本店所在地を鹿児島市とする。上村氏は「監督官庁の九州財務局が熊本市にあり、利便性が高いことから本社機能は熊本市とする。登記上の本店所在地を鹿児島市とするのは痛み分けの結果だ」と語った。

 また、上村氏は産経新聞のインタビューなどで、持ち株会社傘下に将来、海外事業の専門銀行を新設する考えを示している。この日の記者会見でも「(金融庁が進める規制緩和の)ルール改正が具体化した場合には、決済関連サービスを取り扱うIT企業や、海外事業専門や資産運用専門の銀行も傘下に持てる。10年ぐらいかけて取り組み、統合効果を発揮させたい」と述べた。

 鹿児島銀行と、肥後銀行は今年10月の経営統合を目指し、協議を進めている。上村氏は「極めて順調に進んでおり、ハードルはない。3月下旬に最終合意のサインをしたい」と述べた。

 両行の統合が実現すれば総資産は8兆3千億円を超える。九州では「ふくおかフィナンシャルグループ」に次いで、西日本シティ銀行と同規模となる。