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播磨7酒造が統一ブランド 「庭酒」を開発・製品化 兵庫

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播磨7酒造が統一ブランド 「庭酒」を開発・製品化 兵庫

播磨の酒造メーカーが開発・商品化した統一ブランド酒「庭酒」

 地域古来の酒づくり文化をPRして地元の活性化を図ろうと、播磨の酒蔵メーカー7社が統一ブランド酒「庭酒(にわざけ、にわき)」を開発、製品化した。日本酒醸造に関する最古の記録とされる奈良時代の「播磨国風土記」編纂(へんさん)当時の製法で再現。姫路商工会議所(姫路市下寺町)で27日に開催されるイベント「播磨美酒・美食の宴 はりま一合一会」でお披露目される。

 昨年7~9月、播磨地域の酒造メーカーで作る「はりま酒文化ツーリズム協議会」や県立工業技術センターなどが、播磨国風土記の記述に基づき、庭田神社(宍粟市一宮町)で採取した「庭酵母」の発酵特性を調査・分析し、酒製造の実証試験を実施した。

 その結果を各蔵で共有し、原料米は播磨産の米を使用▽精米歩合は食用米と同程度の90%前後▽酒母に生●(きもと)もしくは山廃●(やまはいもと)を使用する-などを取り決め、醸造作業をスタート。庭田神社にちなみ、7社が統一ブランド「庭酒」として、商品化につなげた。

 姫路酒造組合の田中康博理事長は「酸味が強く、甘酸っぱいお酒。新しくできた播磨のお酒を全国に広めたい」と話している。

 27日午後5~8時、同商議所で、庭酒などを味わえるイベントを開催。参加料金は3500円。問い合わせは同商議所内の清交倶楽部(電)079・281・6800。

●=西へんに元