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袋の中からこんにちは 埼玉県こども動物自然公園

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袋の中からこんにちは 埼玉県こども動物自然公園

 県こども動物自然公園(東松山市)は4日、雄のピースと雌のライチの間で昨年8月3日に生まれたコアラの赤ちゃんが、今年1月12日に初めて母親の袋から顔を出したと発表した。

 コアラの赤ちゃんは一円玉に乗る小さな体で生まれた後、自力で母親の腹の袋に入る。その後は袋の中で母乳を飲んで育つため、姿が確認できる袋からの顔出しは“第2の誕生”と言われている。

 赤ちゃんはライチや他の雌と一緒に室内展示室にいる。時折袋から顔や手、足などを出し、今月1日には初めて全身を見せるなど順調に成長しているという。

 3歳になるピースは昨年3月に名古屋市東山動物園から繁殖のためのブリーディングローンで来ており、初めての繁殖成功。5歳のライチは3度目の出産で、袋の中の赤ちゃんが乳を飲みやすいように姿勢を変えるなど、育児に努めているという。

 同自然公園は「ライチは展示室のガラスのそばにいることが多く、運がよければ袋から顔を出す赤ちゃんが見られます」と話している。