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子供ら「宝木」奪い合う 岡山・松林寺で250人はだかまつり

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子供ら「宝木」奪い合う 岡山・松林寺で250人はだかまつり

 岡山市南区の松林寺(荒城賢真住職)で1日、第36回「子供会陽(えよう)はだかまつり」が開催され、園児から小学6年生までの約250人が宝木(しんぎ)を奪い合い、寒さを吹き飛ばす“肉弾戦”を繰り広げた。

 同会陽は子供たちの心身の鍛練を願い、昭和55年から毎年2月の第1日曜に開催。男子はまわし、女子は体操服で参加した。最初に年齢別に縄を張って場所を分け、主催者の奉賛会関係者らが、文具などと引き替えできる副宝木などを次々と投下。境内数カ所で争奪戦が展開された。

 続いて正午に荒城住職が一対の本宝木を投じた。1本目は、同市立開成小5年の芳川ゆいさん(11)が奪って“福女”に。もう1本は約20分の熱戦となり、児童らの身体からは湯気が上がり、保護者らからは「下から抜け」などと声援が飛び交った。激しい戦いの末、同三野小6年の小林立典君(12)が宝木を獲得した。

 宝木を獲得した2人はともに空手を習っているという。今回6回目の参加となる芳川さんは「試合よりきつかった。別の子供会陽に続いて2回目の本宝木です」、同じく3回目の小林君は「日頃のけい古で教わった『あきらめない心』で踏ん張りました」などと感想を交えて喜んでいた。