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下館工ジャズバンド部が最優秀賞 東日本大会、8回目挑戦で初の快挙 茨城

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下館工ジャズバンド部が最優秀賞 東日本大会、8回目挑戦で初の快挙 茨城

 筑西市玉戸の県立下館工業高(清水信昭校長)のジャズバンド部が今月11、12の両日、東京都内で開催された「第24回スチューデントジャズフェスティバル2015東日本大会」で、最優秀賞のJAJE東日本会長賞に輝いた。8回目の挑戦にして初の快挙で、10月に浜松市で開催される全国大会「第24回ハママツ・ジャズ・ウイーク スチューデントジャズフェスティバル」に東日本代表として出場する。

 下館工業高のジャズバンド部は平成16年創部。トランペットやサックス、トロンボーンなどで編成し、「プレンティー・ボックス・ジャズ・オーケストラ」というバンド名で活動している。練習の成果を市内のイベントや福祉施設などで披露し、実力を付けてきた。

 スチューデントジャズフェスティバル東日本大会は、小学生から高校生までのビッグバンドが出場する大会。例年2月に開催され、下館工業高は1、2年生だけで出場していた。しかし、今回は1カ月ほど早い1月の開催だったことから、顧問の渡辺学教諭(42)が「3年生を入れて上位を狙う」と、25人の部員全員でフルバンドを編成。プロのジャズピアニストを講師に招き、練習に励んだ。

 33校が出場した大会では「自分たちも観客もみんなで楽しむ」をモットーに、ジャズピアニストのチック・コリア作曲の「スペイン」とエリック・モラレス作編曲の「アウト・オブ・ザ・ドッグハウス」を演奏。前部長でドラムを担当した機械科3年の大石駿(しゅん)さん(18)が「観客もノリノリで、これは行ける」と感じるほどの会心の演奏で最優秀賞3校の一つに選ばれ、全国大会への切符を手にした。

 大会後に3年生8人が引退し、新部長として全国大会に向けて部を牽引(けんいん)する機械科2年の大林翔さん(17)は「(最優秀賞を受賞し)先輩に有終の美を飾ってもらえてうれしい。浜松の大会では全員一丸となり精いっぱい頑張りたい」と意気込んでいた。