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仙台国際センター展示棟完成で記念式典 国連防災世界会議にも使用

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仙台国際センター展示棟完成で記念式典 国連防災世界会議にも使用

 昨年3月から建設を始めた「仙台国際センター展示棟」(仙台市青葉区)が同12月に完成したことを受け、仙台市は28日、記念式典と内覧会を開催した。3月に開催される国連防災世界会議の本大会でも使われる予定で、「コンベンション都市仙台」の実現に大きく近付いた。

 展示棟の完成を受けて、従来の同センターは「会議棟」と名称が付いた。市が国連防災世界会議の誘致に乗り出した際、市内に大規模会合を開く施設がなかったために作られた。

 展示棟は鉄骨2階の延べ床面積約6千平方メートル。2つに分けられる展示室は3千平方メートルで、約3千人を収容できる。会議棟と合わせれば約6千人の収容が可能で、会合施設としては東北最大級となる。総工費は約25億円。3月の国連防災世界会議を経て、4月から一般向けの開業を始める予定で、すでに平成27年度は約50件の予約が入っている。

 12月に開業する地下鉄東西線の「国際センター駅」が目の前にあり、仙台駅から約4分で到着するなど交通の便も考慮された。

 仙台市は会議や集会の開催をする「コンベンション都市」の実現に意欲を見せており、2016年のサミット開催地の誘致をしている。奥山恵美子市長は「仙台でこれまでできなかった大規模会合の開催もできる。交流人口の拡大につなげたい」と期待を寄せた。