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転落女性救助「当然のこと」 久喜工高・松本さんに感謝状

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転落女性救助「当然のこと」 久喜工高・松本さんに感謝状

 用水路に転落した女性を救助したとして、杉戸署は22日、県立久喜工業高校1年の松本拓光(たくみ)さん(16)=杉戸町杉戸=に、同署内で感謝状を贈った。

 松本さんは9日午後6時ごろ、所属している自動車部の部活動を終えて帰宅途中、自宅近くの用水路付近で「助けて」という声を聞き、女性(64)が深さ約1・9メートル、水深約20センチの用水路に自転車ごと転落しているのを発見した。女性は首を骨折して自力ではい上がれない状態で、松本さんは女性が用水路側面のはしごを登るのを手助けし、110番通報した。

 感謝状を受け取った松本さんは「当然のことをしたまででです。女性が助かって本当に良かった」とはにかんだ様子で答えた。

 同席した父の真和さん(40)も、「人助けを自然にするように成長してくれてうれしい」と笑顔を見せた。

 松本晃彦署長は「気温も低く、松本さんが救助してくれなければ危険だったかもしれない。的確で素晴らしい判断だった」と改めて感謝の意を伝えた。