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尼崎市、聖トマス大跡地取得を縮小

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尼崎市、聖トマス大跡地取得を縮小

 尼崎市は20日、3月末で廃止される聖トマス大(同市若王寺)の跡地について、購入面積を当初予定から縮小することで同大を運営する学校法人「英知学院」と合意したと発表した。同日開かれた市議会総務消防委員会で明らかにした。

 市は昨年11月、大学側が所有する約4万2千平方メートルのうち、約1万2700平方メートルを、8億円で購入することで合意していた。

 しかし、今月8日、大学側から、同大東側に隣接する私立百合学院を運営する大阪府箕面市の宗教法人に一部を売却したいとの申し出があったという。

 市は、取得後に民間に売却予定だった、体育館やクラブハウスなどがあるキャンパス東側約8800平方メートル(購入額4億3千万円)の取得を断念。西側のグラウンドの一部など約3900平方メートルを3億7千万円で買い取ることで、9日に大学側と合意した。

 図書館や研究棟など、すでに大学側から寄付を受けることで合意していた約1万3300平方メートルについては変更はないという。

 市は「宗教法人が取得する土地の利用について、乱開発などの恐れもなく、一定の配慮がされると思い、了承した。まちづくりの方針に影響はないと考えている」としている。