産経ニュース

仙台市長が議会で陳謝 青葉区選管票水増し

地方 地方

記事詳細

更新


仙台市長が議会で陳謝 青葉区選管票水増し

 昨年12月の衆院選と最高裁判所裁判官の国民審査の開票で仙台市青葉区選挙管理委員会が票を水増ししていた問題を受け、仙台市議会は20日、問題発覚後2回目となる議員協議会を開いた。

 冒頭で、奥山恵美子市長は公選法違反罪などで19日に県警に刑事告発した経緯を説明し、議会に対して陳謝した。議員は市の内部調査では結果的に全容解明に至らず、県警に告発する事態に至ったことを批判。奥山市長は内部調査は必要としつつ「公選法違反は明らかで、告発が適切と判断した」と従来の説明を繰り返した。市職員の法令順守意識の低さについて質問が相次ぎ、奥山市長は職員への研修や意識向上へ取り組むと述べた。

 また、中尾忠昭市選管委員長と藤原直(ただし)区選管委員長が問題発覚後、初めて公の場で説明した。協議会閉会後、報道陣の取材に両委員長とも「責任を感じている」と厳しい表情で話した。一方、「非常勤の選管委員長の責任の取り方は辞任以外に考えにくい」という指摘に「選択肢の一つだが、いろいろな形がある」と明言を避けた。藤原区選管委員長は、「辞任せず市民の納得は得られると思うか」という質問に「納得しないなら、納得しないで結構じゃないですか」と答えた。