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「信州味噌ラーメン」誕生 日清と麺友会がコラボ、観光誘客に期待

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「信州味噌ラーメン」誕生 日清と麺友会がコラボ、観光誘客に期待

 信州みそを使ったラーメンを観光資源としてブランド化しようと、日清食品(東京)は19日、即席カップ麺「信州味噌(みそ)ラーメン」を開発したと発表した。県内のラーメン店39店舗でつくる「信州麺友会」とタイアップ。今年3月に北陸新幹線金沢延伸開業を控えるなど観光面で大きな転換期を迎える中で、カップ麺と実際のラーメン店とのコラボレーションによる商品・メニュー展開で、観光誘客の強力なツールにしていく狙いだ。

 同社が手掛ける“ご当地ラーメン”は、平成25年に発売した「八王子ラーメン」に続く第2弾。今回の商品開発にあたっては「地域と一緒に盛り上がり、新たな観光資源になるようなラーメンにしよう」(坂井達也・同社マーケティング部ブランドマネーシャー)と取り組み、信州麺友会の塚田兼司顧問と協力して味を練り上げた。

 その結果、(1)県内産の信州みそを100%使う(2)信州リンゴを隠し味にする(3)大きく刻んだネギを使う-の3つの条件を満たすラーメンだけを「信州味噌ラーメン」と定義。これまでありそうでなかった「信州味噌ラーメン」を根付かせ、育てていこうと意気込んでいる。

 店舗での提供よりも一足先に完成したカップ麺は、やや甘めのみそにニンニクとごま油を組み合わせたスープに、リンゴを隠し味として使っており、柔らかな甘さが特徴。「ラーメン店と目指す方向を共有しながら、それぞれの持ち味を生かした『信州味噌ラーメン』を提供して、みんなで盛り上がっていけたらいい」と坂井さん。「今年は新幹線延伸開業や善光寺御開帳、来年は大河ドラマ『真田丸』の放映と信州が注目される中で、ラーメンで観光客を呼び込めれば」と期待する。

 同社は「麺ニッポン 信州味噌ラーメン」の商品名で、関東甲信越地区と静岡県で2月2日から発売を開始。希望小売価格は220円(税抜き)、1年間で15万ケース(12食入り)の販売を計画している。