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水戸市、来年度に交通政策課を新設 バス、鉄道など再整備

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水戸市、来年度に交通政策課を新設 バス、鉄道など再整備

 水戸市の高橋靖市長は、来年度の組織改編で市長公室内に「交通政策課」を新設すると発表した。少子高齢化の進展や地球温暖化、エネルギー問題などを背景に、既存の公共交通の充実や自転車、歩行者のための快適な道路整備に取り組み、車に頼らない「コンパクトシティー」の確立を目指す。

 新設する交通政策課では、これまで2つの課で担当していた道路整備と公共交通活性化の事業を一本化し、まちづくりの視点から総合的な計画策定を目指す。

 バスや鉄道などの事業者と連携して市内の公共交通機関のルート整備や利便性向上に取り組むとともに、日常生活や観光における自転車の利活用を推進。LRT(次世代型路面電車)など、他県の先行事例についても積極的に検証する。

 一方、毎年2、3月に開催している「水戸の梅まつり」の期間中に臨時開設しているJR常磐線偕楽園駅(同市常磐町)の移設・常設化など、観光施策としての交通網の整備についても関係機関と協議して実現可能性を検討する。

 8日の記者会見で高橋市長は「人口減少や高齢化社会の進展で、交通手段のあり方が改めて問われている」と説明、「市内に点在する生活圏を中心市街地とつなぐ交通網を整備し、お年寄りや学生にも優しいネットワークを形成したい」と述べた。