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通勤列車版「ななつ星」? JR九州、新型車両305系公開

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通勤列車版「ななつ星」? JR九州、新型車両305系公開

白を基調とした305系の外観

 JR九州は8日、在来線の列車として15年ぶりの新型車両となる「305系」を公開した。通勤通学の足としては異例のフローリングを導入するなど、豪華寝台列車「ななつ星in九州」に代表されるデザイン性を重視した車両となった。2月5日から、福岡市営地下鉄にも乗り入れ、西唐津(佐賀県唐津市)-地下鉄・福岡空港駅(福岡市博多区)間に導入する。

 唐津車両センターで公開した305系は、6両1編成で定員851人。中でも1号車には、フローリングを採用した。ななつ星の2号車と同じ南米産の木材クルパウを用いた。クルパウは丈夫な上に、色目が豊かだという。

 このほか、車輪の内側にゴムを巻いたり、モーターの密閉性を高めるなどの工夫で、車内の騒音を抑えた。従来車両に比べ、消費電力も4割削減したという。

 乗客がドアを押しボタンで開閉することができる。JR東日本などでは寒冷地で導入されており、冷暖房効果を高めることができるという。ただし、乗客が多い区間では、車掌や運転士が従来通り全ての扉を開閉する。

 JR九州は、今年3月のダイヤ改正までに、総額57億円をかけ、新型車両を6編成計36両、導入する。