産経ニュース

尾道市の「シトラスパーク瀬戸田」、健康テーマに新装へ 広島

地方 地方

記事詳細

更新


尾道市の「シトラスパーク瀬戸田」、健康テーマに新装へ 広島

 全国有数のかんきつ類の産地として知られる尾道市瀬戸田町のテーマパーク「シトラスパーク瀬戸田」について尾道市は、「健康」をテーマにした観光スポットとしてリニューアルする方針を固めた。同園は平成10年3月、「瀬戸内しまなみ海道」の開通に合わせてオープンしたが、入園者が10分の1に減少している。

 同園は農業活性化や観光振興を目的に、生口島の山の中腹約12ヘクタールの広さに整備された。世界のかんきつ類約500品種を収集し、花や実を鑑賞できる。穏やかな瀬戸内の風景も楽しめることから、開園時は年約52万人が訪れたが、最近は約5万人にまで落ち込み、休廃園も検討されていた。

 しかし、サイクリングブームが続く中、瀬戸内しまなみ海道が“サイクリストの聖地”として注目され、昨年の瀬戸内しまのわ2014でさらに注目が集まったことから、市はリニューアルする方針を決めた。建物と土地の半分は県の所有だが、リニューアルにあわせて、県が市に無償譲渡する方向となった。

 リニューアル後は「健康」をテーマに「食」「運動」「市民交流」を備えた観光公園として整備。地元の旬の食材を使った料理を提供するレストランやサイクリストが集える休憩所などの案が挙がっており、27年度中に基本計画をまとめる方針。