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寒波に膨らむ“サル団子” 香川

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寒波に膨らむ“サル団子” 香川

 全国的に強風が吹き荒れ、冷え込みが増した17日、小豆島の観光スポット「銚子渓自然動物園『お猿の国』」(香川県土庄町)では、サルたちが寄り添い合って暖を取る“サル団子”が見られた。

 身を寄せ合うことで互いを温めて寒さに耐えるサル独特の“暖房法”で、同園の冬季ならでは光景だ。

 同町の銚子渓一帯にはA、Bの2群で計約500匹の野生ザルが生息し、餌付けされて観光客らを楽しませている。気温が下がる早朝と夕方に寄り集まる姿が見られるが、強い寒波の際には日中でも大きな集団になる。

 研究者によると同園のサルは個体間の距離が近く、壮年のサルに若いサルが近づいても大きな争いになりにくいため、寒さが厳しくなるにつれて、“団子”も大きく膨らんでいくという。

 高松地方気象台によると、同日朝の小豆島は、最低気温が今冬一番の0・1度と平年を4度近く下回る冷え込み。寒さの中、餌場が空くのを待つサルたちが、仲間としっかり抱き合う姿はとてもユーモラスで、観光客らが盛んにカメラのシャッターをきっていた。