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滋賀・長浜にオオワシ飛来 山本山に17年連続、「温かく見守って」

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滋賀・長浜にオオワシ飛来 山本山に17年連続、「温かく見守って」

 絶滅が危ぶまれている国天然記念物の渡り鳥「オオワシ」が、滋賀県長浜市の山本山(324メートル)で確認され、湖北野鳥センターが発表した。オオワシの山本山への飛来が確認されたのは、17年連続。来年2月下旬頃、北へ帰る。

 オオワシはタカ科でオジロワシの仲間。体長は約1メートル、翼を広げると2・4メートルに達する大型の猛禽(もうきん)類。夏にカムチャツカ半島やサハリン北部などロシア東部で繁殖し、越冬のため北海道や本州北部などに飛来するが、生息数は少なく、国天然記念物のほか、環境省のレッドリストでは絶滅危惧2類に分類されている。

 琵琶湖の北東岸に近い山本山では、毎年1羽が越冬している。今シーズンの初飛来は、昨年より9日遅い今年11月28日。山の中腹で樹木に止まっているのがみつかった。

 17年連続の訪問に、湖北野鳥センターは「この冬も無事に確認できた。野鳥ファンや市民らには、マナーを守り温かく見守ってもらいたい」と話している。(桧垣義宣)