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キリンの赤ちゃんスクスク 埼玉県こども動物自然公園

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キリンの赤ちゃんスクスク 埼玉県こども動物自然公園

10月14日に生まれたキリンの赤ちゃん(左)と母親のウララ=東松山市岩殿のこども動物自然公園(同園提供)

 繁殖を目的に動物園同士で動物を貸し借りするブリーディングローン(BL)で生まれた県こども動物自然公園(東松山市)のキリンの雌ウララが、初めて赤ちゃんを出産した。同園のキリンで“BL第2世代”の誕生は初めて。BLが貴重な動物の繁殖につながることを改めて示した。

 ウララは同園からBLで横浜市立金沢動物園に貸し出された雌のキリン、ミルクが平成22年2月に横浜で出産したBL第1世代。BL契約では初めての子供は同園に戻す約束で、23年6月に戻ってきた。

 順調に成長したウララは25年7月、雄のフジマルと繁殖行動をみせ、約450日間の妊娠期間を経て、10月14日に初めて赤ちゃんを産んだ。赤ちゃんは雌で、誕生直後に歩き出すなど元気。1日からキリン舎南パドックで、母子そろって一般公開された。南パドック前では9日まで、赤ちゃんの名前を募集する。

 同園は「BLは動物の貸し借りで繁殖条件のいい個体を組み合わせ、子供を産ませることができる。数の少ない日本のキリンが増えていることは大きな成果」と話している。