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駒ケ根5地域の「水資源保全」指定、長野県環境審が答申

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駒ケ根5地域の「水資源保全」指定、長野県環境審が答申

 県環境審議会は28日、県から諮問されていた駒ケ根市中沢の5つの水源地域について、県水資源条例の「水資源保全地域」への指定が適当とする答申を行った。県が答申通りに指定すれば、今年2月に同地域に指定された小海町の五箇水源周辺64・34ヘクタールに続いて県内2件目となる。

 同条例は、近年増えつつある水源地周辺での目的不明な土地取引を抑制し、監視することで、水源林や地下水の保全を図ることを目的に平成25年3月に施行。指定は市町村長からの申し出などにより知事が「水資源保全地域」に指定する。指定地域の土地を売買する場合には、土地所有者は契約締結の3カ月前までに土地の利用目的などを県に届けることが義務付けられる。

 今回、同市の杉本幸治市長から申し出があった地域は、吉瀬(11・73ヘクタール、水源2カ所)▽大曽倉(12・32ヘクタール、同3カ所)▽中山(1・82ヘクタール、同1カ所)▽中曽倉(6・63ヘクタール、同1カ所)▽上割(4・48ヘクタール、同1カ所)。審議会は、この5つの地域をゴルフ場開発や廃棄物最終処分場設置などを抑制する県水環境保全条例の水道水源保全地区に指定することも答申した。