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2019ラグビーW杯開催地、東大阪市が「花園立候補」正式決定

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2019ラグビーW杯開催地、東大阪市が「花園立候補」正式決定

 東大阪市は28日、2019(平成31)年9~10月に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の開催地として立候補することを正式に決めた。同市松原南の花園ラグビー場の試合開催を目指し、「ラグビーワールドカップ2019組織委員会」(東京都港区)に提出期限1日前の30日に申請書を出す。

 開催地をめぐってはすでに神戸市や岩手県釜石市、静岡県など国内各地から約20の自治体が名乗りを上げている。うち開催地になれるのは10~12カ所の予定で、来年1月に「開催都市案」が決まり、国際ラグビー評議会(IRB、本部・アイルランドのダブリン)が視察を行い、同3月に最終的な開催地が確定する。

 東大阪市でのW杯試合開催をめぐっては、橋下徹大阪市長が府知事時代の平成21年12月に「花園(ラグビー場)をW杯会場にしよう」と東大阪市の野田義和市長に呼びかけたのがきっかけ。翌22年4月には、市が庁舎内に誘致室を設置した。

 さらに同ラグビー場は近鉄が所有していたが、同社は開催に向け、施設部分を市に無償譲渡することを決定。土地については今後交渉するが、市は譲渡のための議案を今年7月に議会に提出、可決された。市は来年4月をめどに譲り受け、耐震補強やナイター設置導入などに着手することになっている。

 野田市長は「『花園開催』が決定すれば、地域経済の活性化だけでなく、ラグビーを通じて地域が一体となるとともに『東大阪市』を世界に発信できる絶好のチャンスになると確信しています」と期待している。

 30日に市が組織委員会に提出する申請書では、花園ラグビー場の将来像を示した整備基本構想も含まれる。