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県産日本酒を台湾に売り込め 3酒造が現地で新聞記者らにPR

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県産日本酒を台湾に売り込め 3酒造が現地で新聞記者らにPR

 【台北=大島悠亮】本県産の日本酒や地ビールをPRする現地の報道関係者向けのイベントが26日、台北市の日本料理店「HanaBi(はなび)」で開かれた。飯沼本家(酒々井町)と東薫酒造(香取市)、寒菊銘醸(山武市)の3社が参加し、集まった現地の新聞記者らに自慢の一品を振る舞った。口にした記者らからは「おいしい」などと声が上がった。

 県などによると、台湾では以前から日本料理店が多く、日本酒の人気は高い。だが、多く流通しているのは国内外で知名度の高い新潟産という。イベントは本県産の地酒の知名度を向上させ、輸出量を拡大するために県などが企画した。

 イベントには地元の新聞や雑誌の記者のほか、インターネットブログで情報発信をするブロガーら計20人が参加。千葉の観光地や特産品の紹介とともに、3社の大吟醸などの自慢の一品と、日本酒に合うなめろうや海鮮丼といった料理が振る舞われた。

 森田健作知事は「千葉のいいところを知ってもらって、皆さんと交流を深めたい」とあいさつ。記者らからは「千葉の地酒の特徴は何ですか」「どこで手に入りますか」といった質問が相次いだ。

 イベントに参加した現地の作家、郭宜亭さん(38)は「芳醇(ほうじゅん)でおいしい。日本酒は好きだったが、千葉県産のものを飲んだのは初めて。ブログに感想を書きたい」と話した。

 同店店主の欧子豪さん(39)は「台湾の豊富な海鮮は千葉県産の酒に合う。海鮮丼と合わせてアピールすれば人気が出ると思う」と話した。

 約12年前から台湾で日本酒の輸出を行っている飯沼本家の飯沼喜市郎社長は「飲んでもらえれば『おいしい』と言ってもらえるのは分かっていた。今後もどんどん、台湾でアピールしていきたい」。台湾への輸出を検討している東薫酒造の徳永伸一郎社長は「好意的な評価をいただいた。輸出をしっかりと検討したい」と手応えを感じた様子だった。