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静岡県教育委員長就任の溝口紀子氏「若さとバイタリティで現場を活性化」

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静岡県教育委員長就任の溝口紀子氏「若さとバイタリティで現場を活性化」

 19日付で県教育委員会の新教育委員長に就任した溝口紀子・静岡文芸大准教授(43)が産経新聞などの取材に応じ、「若さとバイタリティで教育界を活性化させる」と意気込みを語った。また、全国学力・学習状況調査(学力テスト)の知事による公表を止められなかったことへの反省が定例会で相次いだことを受け、知事との連携強化を目指していく考えも明らかにした。溝口氏は27日の教育委員会定例会から職務を本格的に開始する。

 --新委員長としての目標は

 「3つ考えている。1つ目は若さとバイタリティで教育現場に元気を与える。若くて武道家の女性が委員長になることで教育界の活性化になればいい。2つ目は市町教委との関係を密にする。3つ目は知事との関係の強化だ。学力テストの公表は、教育委員が知事の決断の早さについていけなかった。以前よりも懇談の機会などは増えたがさらに対話する機会を増やし、知事に進言できるように見識を深めたい」

 --知事との関係はどう強化するか

 「これまでも県の教育について和やかに話を続けてきたが、もっと踏み込んで是々非々を言い合える関係にしたい。『空気の読めない溝口』といわれるのでどんどん知事に議論をぶつけていきたい」

 --バルセロナ五輪の52キロ級銀メダリストとして、県内からメダリストをという考えはあるか

 「そこまではない。メダルは誰もが取れるわけではない。スポーツだけでなく音楽や勉強などを選択してもいい。自分にとっての人生のメダルを見つけてほしい。自分が静岡の部活や教育で学んだのは勝つことではなく、人としての徳を持つこと。それが自分の生きる力になる」