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「信頼される裁判所に」 安浪静岡地裁新所長が会見

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「信頼される裁判所に」 安浪静岡地裁新所長が会見

 9月12日付で静岡地裁所長に新たに就任した安浪(やすなみ)亮介氏(57)が10日、記者会見し、「県民が利用しやすく、信頼される裁判所を目指したい」と抱負を述べた。

 昭和58年に東京地裁判事補となり、東京高裁事務局長や最高裁人事局長などを歴任した。民事事件を長く担当した経験から「当事者にとって、裁判は一生に1回あるかないか。裁判することへの畏れを持ち続けたい」と信条を語った。

 司法制度改革について、裁判員裁判制度の導入を「任官当時は思いもよらなかった」とした上で、「司法制度の改革であると同時に、社会制度の改革だった」とその意義を強調した。また、裁判官に求められる資質として、「法的な知識はもちろん、当事者の悩みを感じ取る豊かな人間性が必要」と語った。

 奈良県出身。「富士山をはじめ、自然と歴史が残る土地」と静岡の印象を語る。趣味はプロ野球観戦と落語で、柳家小三治の大ファン。「休日には出歩いて、静岡の地酒を楽しみたい」とほほ笑んだ。