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ノーベル物理学賞受賞の天野浩教授 研究に没頭「とにかく熱心」 静岡

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ノーベル物理学賞受賞の天野浩教授 研究に没頭「とにかく熱心」 静岡

 青色発光ダイオード(LED)の開発で、ノーベル物理学賞の受賞が決定した浜松市出身の天野浩・名古屋大学教授(54)。母親や同級生らが「とにかく勉強熱心だった」と口をそろえる研究者の素顔を探った。

 浜松市内で男2人兄弟の長男として育った天野さんは、母の祥子(よしこ)さん(79)によると「いつも夜遅くまで机に向かっている子」だったという。小学校高学年の頃からはアマチュア無線に興味を持ち始め、次第に工学への道を志すように。現在は名古屋大学大学院工学研究科の教授として世界中を飛び回る多忙な日々を送っており、毎年盆や正月には帰省するが、「実家でもパソコンを開いて研究に没頭している」という。

 県立浜松西高校時代の同級生で、現在は県立浜松南高校数学科教諭の中野雅弘さん(53)によると、天野さんは高校入学直後のテストでいきなり学年トップ10入り。2人が所属した選抜クラスでは、難易度の高い数学参考書として知られる「赤チャート」から宿題が出されており、教室では「互いに分からないところを教え合い、競い合うライバル」。高校時代の天野さんについて、中野さんは「自分から主張しようとせず、こつこつと地道にやるタイプだった」と振り返る。