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裁判員「いい経験になった」 導入から5年、京都地裁で意見交換会 

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裁判員「いい経験になった」 導入から5年、京都地裁で意見交換会 

 裁判員制度の導入から5年が経過することを受け、経験者の声を生かそうと、京都地裁で1日、裁判員経験者と法曹3者による意見交換会が開かれた。経験者からは「いい経験になった」と裁判員制度をおおむね評価する声があがったが、スケジュール調整の苦労など率直な感想も聞かれた。

 この日は、裁判員を務めた7人(男性5人、女性2人)と裁判官、検察官、弁護士らが参加。裁判官が司会役となり、経験者への質問形式で行われた。

 評議の進め方について、60代の男性は「十分議論できた。刑を判断する基準なども、裁判官が詳しく教えてくれた」と振り返る。別の経験者は「事件や事故、裁判への関心が高まった」と述べた。

 一方で、審理の日程について、60代の女性からは「午前中に裁判員に選ばれ、午後からすぐに裁判が始まり、仕事の調整が難しかった」との声も聞かれた。また、30代の男性は「判決を下すのは重く感じたし、今も参加してよかったか悩んでいる」と複雑な心境を語った。