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福井城山里口御門復元工事、10月1日に着手 28年度の完成目指す 

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福井城山里口御門復元工事、10月1日に着手 28年度の完成目指す 

 県は、福井城山里口御門の復元工事を10月1日から本格的に開始すると発表した。今年度は石垣修復に向けた解体作業を行う。すでに堀の水位を下げるなど準備工事をはじめており、工事開始から1カ月間、御廊下橋の通行が制限される。

 山里口御門の復元は県都デザイン戦略の一環で、今回の工事では石垣の解体作業を行う。すでに資材の仮置き場、大型クレーンの設置場所など作業エリアを確保するため、堀に大型土嚢(どのう)を設置して水をせき止める工事をしており、水位が約60センチ低下している。工事に伴い、10月1日~11月1日の間、御廊下橋の通行が制限されるほか、石垣の解体が始まる12月以降も制限される予定。

 今後は27年度に石垣の組み立てに加え、門本体の建設に着手、28年度の復元完成を目指している。

 山里口御門は福井城本丸への西側入り口として築城時からある門。重要な防衛施設でもあるとともに、藩主が登城時に使う主要な門だったが、明治初期に失われており、資料も少ないことから、発掘や専門家による委員会で復元方法などが議論されている。