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全盲少女負傷の容疑者特定 校長「白杖大切さ理解を」 埼玉

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全盲少女負傷の容疑者特定 校長「白杖大切さ理解を」 埼玉

 「ほっとしました」-。JR川越駅で脚を蹴られて負傷した全盲の女子生徒は12日、容疑者が特定されたことを受け、安堵(あんど)のコメントを県立特別支援学校「塙保己一(はなわほきいち)学園」(川越市)を通じて明らかにした。

 同校の荒井宏昌校長(56)によると、生徒の母親も「皆さまのご協力で(容疑者が)見つかりました。応援のメッセージありがとうございました」と話しているという。同校には事件後、生徒への激励の声がメールや電話で70件以上寄せられていた。

 同校などによると、生徒は8日、点字ブロックの上を歩いていたところ前から来た容疑者が白杖に接触して転倒、その後、脚を蹴られた。荒井校長は「トラブルは今後も起こりうる。視覚障害者にとって白杖や点字ブロックが本当に大切なものだということを理解してもらい、優しく見守ってほしい」と話した。