産経ニュース

熱気球世界一の藤田さんに野木町民栄誉賞 栃木

地方 地方

記事詳細

更新


熱気球世界一の藤田さんに野木町民栄誉賞 栃木

真瀬宏子町長(右)から町民栄誉賞を授与された藤田雄大さん=2日、野木町役場

 今年7月にブラジルで開かれた熱気球世界選手権で、日本人として初めて優勝した野木町の熱気球パイロット、藤田雄大(ゆうだい)さん(27)に2日、同町から町民栄誉賞が授与された。渡良瀬遊水地で腕を磨き、世界一の栄冠をつかんだ藤田さんは「連覇を目指す」と目標を語った。

 藤田さんは、熱気球で「世界のフジタ」と称された父、昌彦さんの影響で幼い頃から熱気球に親しみ、18歳でライセンスを取得。日本選手権で3度優勝するなど実績を挙げ、7月にブラジル・サンパウロ州で開催された飛行技術の正確さを競う世界選手権で初優勝した。

 町役場での授与式では、世界選手権の優勝トロフィーとメダルを携えて出席。真瀬宏子町長から賞状を手渡され、「野木町から世界王者が出るのは快挙。これからも体に気をつけて優勝を続けて」と祝福されると、「すごく光栄。ブラジルの空は風が変わりやすく大変だったが、いつも通りのフライトを心がけた」と笑顔で応じた。

 「空と風と一体化し、自由に飛べるのが熱気球の魅力」と語る藤田さん。現在も活動拠点としている渡良瀬遊水地については「一年中飛べる、日本一のフライトスポットだと思う」。2年後に佐賀県で開催予定の世界選手権への意気込みを聞かれ、「日本での開催だし、連覇を目指して頑張りたい」と話した。