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神戸市営地下鉄海岸線の1キロきっぷ実証実験、9月末まで延長

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神戸市営地下鉄海岸線の1キロきっぷ実証実験、9月末まで延長

「1キロきっぷ」発売のオープニングイベント。利用客の出足が鈍く実証実験期間を延長した=7月1日、神戸市中央区

 神戸市交通局は25日、市営地下鉄海岸線の活性化策として実証実験を行っている、駅間距離1キロ以下の1区間に限り運賃を110円に割り引く「1キロきっぷ」について、期間を1カ月延長し、9月末まで実施すると発表した。想定よりも7月中の出足が鈍かったため。同局は「さらに周知を図り、効果を見極めたい」としている。

 割引対象になっているのは、同線のハーバーランド-中央市場前と和田岬-御崎公園を除く1区間。通常210円の運賃を110円(小児・敬老運賃は60円)としている。

 実証実験は利用者数が伸び悩む同線の活性化策として、7月1日から実施。同局によると、7月中、1日平均で228人が1キロきっぷを利用し、割引対象区間の乗客数も1日平均で762人と昨年同期より11%増えたが、本格導入検討のための最低達成乗客数とする1日平均1千人に及ばなかったという。

 同局は「滑り出しは鈍かったが、徐々に周知が進み、8月は7月より1キロきっぷの利用者が増えている」として、8月末までとしていた期間の延長を決定。延長期間を含めた結果を考慮し、最終的な効果を見極めるという。