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「親しみやすい裁判所に」 小泉さいたま地裁所長が抱負

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「親しみやすい裁判所に」 小泉さいたま地裁所長が抱負

 さいたま地裁所長に新たに就任した小泉博嗣氏(60)が30日、同地裁で記者会見し、「県民の信頼を確保するため、親しみやすく利用しやすい裁判所にしたい」と抱負を語った。

 昭和54年に大阪地裁判事補となり、最高裁民事局長兼行政局長や東京高裁判事、前橋地裁所長などを歴任。民事事件を多く担当してきた経験から「一つ一つの事件に一人一人の人生がかかっている」と認識し、和解による解決も重要な選択肢の一つと語る。「司法の役割は、国民の生活や安全の基盤を確保すること。事件に誠実に、真摯(しんし)に取り組んでいきたい」と語った。

 裁判官を志した理由は、京大法学部時代に母校の先輩で最高裁判事を務めた大隅健一郎氏の記念講演を聞いたことから。さいたま地裁については「世間の注目を引く事件が多く、裁判官も忙しいイメージ」と語った。

 京都市出身。埼玉には裁判所職員総合研修所(和光市)の所長などとして勤務経験があるが「住むのは初めて。住宅と緑が多い」。テニスや旅行も趣味といい「埼玉の四季の移ろいを十分に感じたい」と笑顔で話した。